2013.7.29 05:06
“究極モテ男”竹野内、豪華7人の女優とりこに
映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」で希代のモテ男を演じる竹野内豊
2011年度のブルーリボン主演男優賞に輝いた竹野内が、繊細な演技と甘いマスクを生かし、女性をとりこにする“魅惑の男”で新境地を開拓する。
「ニシノユキヒコの恋と冒険」は芥川賞作家、川上さんが2003年に発表した連作短編集で、今回が初映画化。真実の愛を探してさまよったニシノの恋と悲しみを恋愛相手の女性たちの視点から描くラブストーリーだ。
竹野内扮するニシノはルックス、仕事、セックスと三拍子そろった上、女性に優しい希代のモテ男だが、必ず最後に恋愛相手に去られてしまう。それでも懲りず、恋に身を投じる切ない美男子を熱演する。
そんな“理想の男”を取り巻く美女を演じるのは、10代から50代までの7人の豪華女優陣。ニシノとオフィスラブに落ちる上司を尾野、主人公の隣の部屋で暮らす女性2人を成海、木村文乃(25)、元カノ役の本田翼(21)らが陶酔の恋にハマる。
女性に囲まれて今月末まで撮影に臨んだ竹野内は「女性の意見を聞きながら、ニシノユキヒコという女性の理想の男を理解しようとしました」とユーモラスに語る。また、美女たちとの恋愛に「本当に素敵な方ばかりで…。とても幸せな現場でした」と甘い言葉で振り返った。
美しくもはかない愛の場面が満載だが、互いに求め合うラブシーンの撮影はハードだった様子。繊細でリアルな愛の表現を追求する井口奈己監督(45)に竹野内は「ドSな監督ですね」と苦笑。
「ラブシーンの本番直前に『リハの10倍ラブラブな感じで!』と言ってアドリブを求めてきて、なかなかカットをかけてくれない。尾野さんとR-15指定にならないよう必死でカットを待っていました」とお茶目に語る。
女性の欲望を満たすニシノに負けず、至高の演技でスクリーンを満たす竹野内に、女性の誰もがうっとりしそうだ。
http://www.sanspo.com/geino/news ... 72905060010-n2.html