http://www.pressnet.co.jp/2008_12/081219_05.shtml
アクションエンタメ大作 金城武初来広し、PR!!
▲写真左から佐藤嗣麻子監督、主演の金城武さん(広島市内のホテルで)
20日公開「K-20」記者会見に本紙が潜入!
「K-20 怪人二十面相・伝」の公開を前に、主演の金城武さん、佐藤嗣麻子監督、阿部秀司エグゼグティブプロデューサー(ROBOT代表取締役社長)が来広。原作は「怪人二十面相・伝」(北村想著)。日本人になじみ深いヒーローである怪人20面相を題材にした、アクションエンターテインメント作品。作品の見どころや製作秘話などについて聞いた。
「ALWAYS三丁目の夕日」スタッフが集結
アクションエンタメ超大作 現場主義で「想像以上の面白さ」に
-「K-20」はどのように生まれたのでしょうか。
阿部 わたしはこの企画を20年ぐらい前からやりたいと思っていた。念願がかない、監督が決まり、脚本をつくる過程で「主人公の平吉は金城君しかしない」と思った。佐藤監督の抜擢も大成功でした。わたしの想像を超えた面白さの奇跡的な映画です。
-これまでの「怪人20面相」とはイメージが違いますが、監督はどのような舞台をイメージされたのでしょうか。
佐藤 作品の舞台としてイメージしたのは映画「キングコング」のマンハッタン。美術さんに「摩天楼のようにしてほしい」と伝えると、「日本は地震が多いので摩天楼は無理だ!」と言われ、高いビルを1つだけ建てました(笑)。
▲「現場はとにかく楽しかった」と金城さん
-金城さんはどのように役作りを。
金城 「怪人20面相」は小学校のころ、少しは読みました。抱いていたのは「強い、捕まらない、いい人なのか悪い人なのか分からない」というイメージ。役作りはしていません。脚本づくりの段階から参加させてもらい、現場でも「これ以上面白いアイデアはないかな」と考えた上で作り上げてきました。観客目線から「面白いもの」を追求
-仲村トオルさん、松たか子さんとの共演はいかがでしたか。
金城 初共演でしたが、すごく楽しかったです。映画づくりで「脚本通り」というのが日本の暗黙のルールだと思うのですが、僕はそういう環境で育っていなかった。現場での思い付きや、空間を大切にして、それを反映させていく。仲村さんはそんな僕の考え方をすごく理解してくれました。松さんはかわいくて魅力的で…。現場のスタッフにとって、そこにいるだけで幸せな気持ちになれる存在でした。
-コミカルで楽しめる作品ですね。
金城 僕は結構暴走してしまうので、どこまでやっていいのか監督に相談した時、「面白いからやってみて」とGOサインを出してくれた。もちろん、観客の視点で「面白いかどうか」は重要ですが、完成版を見たときは最後までニヤニヤしていました(笑)。シリアス展開がありつつも、登場人物一人ひとりのおちゃめな部分も描かれており、その幅がすごく広い。
-アクションシーンも満載ですが、金城さんはトレーニングをされましたか?
金城 実はしていません。
佐藤 天才ですから! スタントマンよりきれいに動いてくれるんです。驚いたのは頭の回転がすごく速くて、全体を把握する能力が高いこと。自分の意見を人に伝えるのもうまいし集中力も高い。素晴らしい幸運を引き寄せる力もあります。
阿部 何度か彼とお仕事をしていますが、年々天才度は増してきていますね。ちょっとしたところで「キラッ」とした演技ができる。これは天性のものですよ。
-どの世代にターゲットを?
阿部 怪人20面相は僕ら世代にとっては懐かしいし、逆に若い人たちにとっては新鮮だと思う。おじいちゃん、お父さん、子ども3世代で楽しめる作品です。
[
本帖最後由 Creamy 於 2008-12-19 23:21 編輯 ]