Inside Story of Hase & Kaneshiro (馳星周&金城武)
馳: 僕は撮影現場には二、三回しか行っていないから、撮影中の出来事に関しては詳しいことは言えないんだけど、だいていいつも現場では金城くんは眠そうにしてたな(笑)。 因為我只是到過拍攝現場兩、三次,因此不能詳細說出拍攝中的事,不過現場總是看到金城君在發睏(笑) 。
金城:寒くて眠かった。ハードだったし(笑)。撮影が終わってから、"いいよ"と渡したら、"これ、綺麗だね。普通、台本って汚くなるんじゃないの?" って言われましたよ。 冷得發睏。硬了(笑)。當拍攝完了,“很好啊” 之後,“這個,潔淨呀。一般,劇本不是會被弄汚嗎?” 這樣對我說。
馳:台本は全然、読まないの? 劇本完全沒有看過嗎?
金城:いえ、一回はちゃんと読みますよ。 不是,我認真地讀了一次呀。
馳:台詞とかはその場で覚えるの? 台詞在拍攝現場記嗎?
金城:そうです。そうあるべきじゃないんですけどね。やっばり台詞は前もって覚えておかなきゃ。 是,不過那樣是不應該的,台詞應該在之前預先記好。
馳:でもさ、香港や台湾での撮影は台本のないことが多いんでしょ? 但是,香港或台灣的拍攝,沒有劇本的情況多的是?
金城:そうです。前もってもらえないから、逆に覚えられないですよね。僕の場合、それが習慣になっちゃったっていうのかな。でも、すれはよくないと、今回は思いました(笑)。是。不能在之前拿到,便不能預先記啊。我的情況,可以說是已經習慣了。但是,我想在這次這樣做是不對的。(笑)。
馳:僕も<不夜城>の台本をもらってうちに置いてあるんだけど、実はよく読んでない(笑)。今回、台詞は多い? 我也是,雖然拿到不夜城的劇本,實際上,沒有怎樣看(笑)。這次的台詞很多嗎?
金城:多いのかな。出ずっばりだから多いとは思うんですけどね。
馳:僕のイメージとしては、今まで金城くんの演じてきたキャラクターって台詞が少なかったような気がするんだけど。 我的印象是,到目前為止,金城君所演出的角色,台詞都很少。
金城:喋らないキャラクターが多いですね。 不用說話的角色有很多呢。
馳:多いよね。98年の春、<バラダイス!>という作品が公開されたけど。カルメン・リーと共演している作品。あれも台詞が少なかったでしょう。很多喲。98年的春天,叫 <兩個只能活一個>的作品公開了。跟李若彤合演的作品。那個台詞也很少吧。
金城:あれは走ってばっかの映画だったから。因為那部是跑的電影。
馳:そうだったね。是那樣吧
金城:<不夜城> の原作も実は一回だけ読んでいます(笑)。<不夜城>的原作,其實只看了一次(笑)。
馳:まあ、一回読めば十分ですよ(笑)。どう思った? 只讀一次,便足夠了嗎(笑),你怎麼想?
金城:原作ですか? まず、すごいなって。例えば新宿に対してビジュアル的には明確なイメージはあったんですけど、その中で起きている人間関係とかは知らなかったから。本を読んでこういうことが起きているのかと怖くなりましたね。 原作嗎? 首先,很厲害。例如,對於新宿是有明確的影像性的印象,但在當中產生的人際關係卻不了解。閱讀的時候,“會否產生以上所說的情況呢” 變得很恐怖。
馳:でも、小說だからね。描いているストーリーの大部分は僕の想像力で書いているから。だから小說で描かれているとと本当に起きていることはちょっと違うんだ。 但是,只因是小說。故事的描繪,大部份是用我的想像力來寫的。在小說內被描繪的事產生了是稍微不對的。
金城:そうなんですか。是那樣嗎?
馳:それに僕は主人公を、日本人と台湾人の混血にしちゃったから。而且我把主人公,做為日本人和台灣人的混血
金城:なんでそういう設定にしたんですか?為什麼要作那樣的設定?
馳:日本人だと、歌舞伎町の中国人社会に入っていく設定というはちょっと違和感があるでしょう。中国人の設定にしてしまうと、逆に日本人の読者に読んでもらうわけだから、感情移入してもらいにくいかなと。いろいろ考えて、それで日本人と台湾人のハーフにしようと思ったのね。 是日本人的話,進入歌舞伎町的中國人社會的設定會稍微有不協調感。設定成中國人的話,反過來請日本讀者來讀,感情難以投入。考慮到種種,想到半日本人及半台灣人。
金城:僕が原作を読んだ時点では、すでにリーチーガイ監督から映画化したいって聞いてたから、もう自分がやるかやらないかの視点で読んだんですね。で、読み終わって、劉健一はやっばりすごく孤独な奴だなと。台本の內容についてはそれからずいぶん、後に知ったんだけど、それでもいろいろ、感じることが多かった。例えば健一と夏美の間の男と女、健一と楊偉民との間の男と男の駆け引きなど。正直に告白すると、実は僕、原作のエンデイングが好きじゃなかったんですね。我讀原作的時候,聽說李志毅導演想把小說電影化,己經以自己可否做得到的觀點來讀這本小說。讀完後,劉健一確實是一個孤獨的東西。雖然後來我是知道的,劇本的內容是絕對來自小說,但是常常有這個感覺。例如健一與夏美之間的男與女、健一與楊偉民之間的男與男的策略等。老實地說的話,其實我是不喜歡原作的結局的。
馳:そうだろうね(笑)。是那樣(笑)。
[ 本帖最後由 Creamy 於 2007-7-25 23:21 編輯 ]
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