【第54回ブルーリボン賞】竹野内豊に主演男優賞 「役者人生で天命」と作品に感銘
2012/2/15 5:00
俳優の竹野内豊(41)が『第54回ブルーリボン賞』の主演男優賞を受賞し14日、都内で行われた授賞式に出席した。『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』での演技が評価され、「この作品に出会えたこと、今の時代にこの作品を残せたことは役者人生で天命といっても過言ではないくらい、意義のあることと思います」と感慨深げに喜びをかみしめた。
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在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ同賞は1950年に設立され、例年、主演男優賞、主演女優賞を受賞した2人が翌年の司会を務めることで知られる。今年は昨年『悪人』で受賞した妻夫木聡、『キャタピラー』で受賞した寺島しのぶが司会を担当した。
竹野内は「憧れの名優の方たちが受賞してきた名誉ある賞を今回頂くことになり、いまだに信じられません」と素直な思いを吐露。来年の“司会”にも決まり、寺島から「過去に司会を断った役者さんもいらっしゃるみたい」と振られると「司会進行できないかもしれない。人の前に出るのは不得手で……」と笑わせていた。
ほかに作品賞に『冷たい熱帯魚』(園子温監督)、外国作品賞に『ブラックスワン』が選出。監督賞に新藤兼人監督(『一枚のハガキ』)、主演女優賞に永作博美(『八日目の蝉』)、助演男優賞に伊勢谷友介(『あしたのジョー』『カイジ2 ∼人生奪回ゲーム∼』)、助演女優賞に長澤まさみ(『モテキ』)、新人賞に芦田愛菜(『うさぎドロップ』『阪急電車 片道15分の奇跡』)、特別賞に俳優の故・原田芳雄さんが選ばれた。
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2012/2/15 5:00 更新
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