【ドキュメンタリー】竹野内豊が“進化の島”の今をリポート
2008.2.27 08:12
「子供のころから野生と直に触れ合うのが夢だった」という俳優の竹野内豊がＴＢＳテレビ系「地球創世ミステリー マザー・プラネット 奇跡の島・ガラパゴス“命”の遺産」（３月１７日後９・０）で自然もののドキュメンタリー番組に初出演。ナビゲーターとして体験した「感動とショック」をリポートする。
「世界でここにしかいない生物」が多数生息する南米・エクアドルのガラパゴス諸島は１９７８年に世界遺産に登録されながら、昨年は「危機にさらされている世界遺産」にも指定された。
「“それ”がどういうことなのかを突き詰めていくと、人間と地球、生き物との共存のあり方、人間の未来が見えてくるはず」と企画意図を話すのは総合演出の木村吉孝ディレクター。俳優として存在感を増してきた竹野内をナビゲーターに起用し、地球温暖化や観光ブームの影響がもたらしたご当地の生物たちの現状を取材すべく“進化の島”へ旅立った。
竹野内は「僕が子供のころは自然のすばらしさを伝える番組が多かったけど今は環境問題とかを扱うものが多い。ガラパゴスには昔から興味があったのでそこがどうなっているのか実際に見て伝えたいと思った」と話す。
約２週間の滞在中（昨年１２月）、絶滅の危機にあるゾウガメをはじめイグアナ、ガラパゴスペンギンなどを間近に見る感動体験の一方で、破壊が進む島に驚きの連続。
「空港を出たらすぐ大自然の中に入っていくイメージだったけど土産物店がずらり。野生動物よりも人間が住みやすいリゾートホテルが建ち、しかも大量のゴミを処理する施設がない。山を掘ってそこに汚水を流していた…」
番組では英・ＢＢＣのスタッフが１年半に渡って住み込み、撮影した貴重な映像を盛り込み、地球の未来を占うガラパゴスの命の叫びを紹介。人間がなすべきことを示唆する。（安藤明子）
http://sankei.jp.msn.com/enterta ... 802270808001-n1.htm
